身体の動き

寒くなってきました。

今日は、身体の動作の連動について書いてみます。
治療の前に動作を診るという事を、以前書きました。
身体の動作について - 日本橋 EDO鍼灸マッサージのブログ

体幹であれば、前後、左右、左右捻りの6パターンを組み合わせて動いています。
普段、体を動かす時、例えば床にある物を拾う時は、腰、お尻、もも裏、ふくらはぎの筋肉が伸びています。
このように一つの動作でも、一か所の筋肉だけではなく、数か所の筋肉が連動して伸びたり縮んだりしています。
身体を前に曲げる時(洗顔・物を拾う時)には、腰に痛みを感じることが多いのですが。腰の筋肉ではなく、お尻やももの後ろ側の筋肉がうまく伸びない時も、腰に痛みを感じる事があります。

腰痛でいらした方にも、足のツボに鍼を打ちます。
これは上に書いたように、足の筋肉の硬さが、腰に影響して痛みを起こしているからです。

痛い動き、痛くない動きを確かめて、何処に問題があるのかを探り、治療をしています。

運動の連鎖、これも経絡の一つなのかなと私は考えています。


EDO鍼灸マッサージ 西村