身体の歪み

だんだん寒くなってきました。訪問施術はバイク移動で風が身体にこたえます。ズボンの下に履くタイツをワークマンで購入しました。

さて、今日は身体の歪みについて書いてみます。
地球の重力の中で、人間は他の動物と違い、2足歩行で背骨を立てて生活しています。
人間は、重力に耐えうる構造を持っているはずなのですが、
生活環境の大きな変化(座りぱなしの仕事、食べ物など)により、体の歪みが大きくなっているように感じます。

筋肉が縮む事により、曲げたり、伸ばしたりしているのですが。
同じ動作の繰り返し、同じ姿勢の繰り返しにより、筋肉が縮んだまま伸びにくくなります。
逆に、伸びた状態の多い筋肉は上手く縮む事が出来なくなってしまいます。

例を上げると、

猫背では、体の前側の筋肉(胸筋・腹筋など)が縮こり。
身体の後側の筋肉(脊柱起立筋など)が伸びた状態になります。
この状態で長く生活していると、身体を前に曲げる事は出来るが、背中が伸びづらくなってしまいます。背骨の歪みについて書いていますが、手や足の関節でも同じような事が起こります。

つまり身体の歪みとは、筋肉が縮こまったまま伸びない、伸びたまま上手く縮こまらないため、
関節の動きが妨げられた状態だと考えています。

鍼や按摩・指圧などは、筋肉を上手く伸び縮み出来る状態に持っていく事で、身体の歪みを改善しているのです。

EDO鍼灸マッサージ 西村