灸法臨床研究会

昨日は、灸法臨床研究会の勉強会に行ってきました。

内容は、カナダバンクーバーで活躍されている、水谷潤治先生の竹筒を使ったお灸の勉強会です。

竹筒を使ったお灸は深谷灸といいまして、昭和の名灸師・深谷伊三郎先生が考えだしたお灸の方法です。

やり方は、お灸の上に竹筒をかぶせお灸の熱さを和らげる灸法です。
竹筒を使うと、熱がマイルドになり、熱がツボに響く感じで大変心地良いものです。

この深谷灸を水谷先生独自のアレンジで進化させたやり方を学んできました。
竹筒に工夫が施されていて、灸熱をもっとマイルドにし、たくさんのツボを使い、リズミカルに施すお灸は大変心地よさそうでした。

お灸は鍼とは違う効果があります。特に冷えには大変効果があります。
しかし最近では直接肌に施すお灸は、熱い・痕が残るという理由であまり行われていません。

この竹筒灸は熱をマイルドにするので、現在の人にあったやり方だと思います。

もっと多くの方にお灸の良さを知っていただく為に、私もこの竹筒のお灸をマスターし積極的に治療に取り入れたいなと思います。

日本橋EDO鍼灸マッサージ
西村 章 facebookページ