痺れ

昨日今日と日本橋は暑いです。アスファルトの上は50度くらいいっているのではないでしょうか。暑くなるとビールがうまいですね。前回熱中症ぽくなってから、すきっ腹にビールは控えています。アルコールがまわり易くなるのもそうですが、お腹を一気に冷やしてしまうのが良くないみたいです。

さて、鍼灸に来る患者さんで、痺れを訴える方はけっこういらっしゃいます。
痺れといっても、痛さに近い痺れ、正座の後の様なジワーッとした痺れ、ピリピリとした痺れ色々あります。
このような痺れは、ヘルニアや背骨の狭窄により、背骨に近い場所で神経が圧迫され痺れが出るという考えが一般的ですが、

私の治療経験から思うに、筋肉(あるいは筋膜・靭帯)の張りが、神経や血行を圧迫して痺れが起きている事が多いのでは?と思っています。

なぜこのように考えるかと言いますと、実際鍼をうち、筋肉を緩めてあげると痺れが軽くなる事を、何度も経験しているからです。

私の経験では。
8割以上は、筋肉や軟部組織の問題で痺れを起こしていると思います。

神経は背骨から出て、たくさんの筋肉の間を通り、手足に伸びています。
この通り道の筋肉にしこり(凝り・トリガーポイント?)があると、内圧が高まり血行を阻害する、若しくは神経を圧迫することにより痺れが出ているのではないかと考えています。特に手に行く神経は、首や脇の下など狭い場所をくぐり抜けるので圧迫され易いようです。

いずれにしても、筋肉のしこりを探し、鍼や灸を施し、しこりを緩めてあげると痺れは軽くなることが多いのです。

日本橋・EDO鍼灸マッサージ 西村 章