鍼と筋肉のしこり
鍼治療の考えをまとめてみたいと思います。
私が行っている鍼は、筋肉のしこりを緩めませ痛みの軽減を目標行っています。
しこりは部分的に筋肉が縮んで、伸びなくなった場所。
コリのある筋肉を無理に伸ばそうとすると、痛みを感じる。
腰痛で前屈できない、寝違えで首を回せないなど。
しこりが原因の症状はけっこうたくさんある。
肩こり・頭痛・めまい・五十肩・テニス肘・腱鞘炎
腰痛・座骨神経痛・椎間板ヘルニア・膝の痛み
などなど
病院で、関節の変形などで痛みが出ていると言われても、
筋肉のしこりを緩めると、痛みが改善する事が多い。
筋肉のしこりが何故できるか?
悪い姿勢・動作・仕事などで、繰り返し、筋肉が疲労を起こした場所。
パソコンを毎日長い時間続けたときに起こる、手首の痛みなどがこれにあたる。
また、内臓の調子の悪さから筋肉のしこりが出来る事もある。
調子の悪い内臓をかばうために、偏った姿勢をとるからだと考えられる。
お腹が痛いと、お腹をかばうように丸まった姿勢などがこれにあたる。
筋肉のしこりを緩めると、内臓の調子を整える事も可能。
筋肉のしこりがあるところを、ツボと読んでいます。
ツボがある場所は、皮膚が黒ずんでいたり、凹んでいたり、押すと痛気持ちいい感じがしたり、冷たく感じたりします。
筋肉のしこりがあると血行が悪くなり、代謝が悪くなっているからでしょう。
筋肉のしこりを緩めると、治療した周囲が暖かくなったり、皮膚のつやが良くなったりします。
血行が良くなったためだと考えています。
まとめ
筋肉のしこり(ツボ)の特徴
①筋肉が縮んで伸びづらくなっている所
②表面の皮膚の艶が悪く、べとついている感じ
鍼は、手だけで行う治療よりも、筋肉のしこりを早く緩めることが出来ると感じています。